2020年度 ロジスティクス大賞 受賞

What is

- ロジスティクス大賞とは

公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(内閣府所管)が主催する取り組みで、ロジスティクス推進に向けて優れた実績をあげた企業を表彰する制度です。今回で第37回を迎えます。

Award

- 受賞内容

日用品卸センターの省人化・自動化における知能ピッキングロボットの活用
~マスタレス・ティーチレスのケースピッキングロボットの開発と導入~

今回の受賞では、Kyoto RoboticsとPALTACが共同開発した、世界初の「ケース寸法・重量計測ができるマスタレス・ティーチレスデパレタイジングロボット」が、ロジスティクス高度化への取組みと評価されました。

当ロボットシステムは、PALTACの新物流センター「RDC埼玉」にて8台が導入・稼働されています。

Achievement

- 達成事項

今回の導入では、安定稼働と高速処理という点以外にも、ケース寸法やケース重量の計測といった付加価値の創出を可能にしました。

1. マスタレスでのデバレタイズ実現

事前のケース寸法情報なしでのピッキングが可能になり、大幅な工数削減となります。
また、ピックするケースの実物をその場で寸法計測するため、事前マスタと実物が異なることによって起こる、ケースや設備の破損リスクも大幅に低減されます。

2. 処理能力 平均700ケース/h以上

1日約2万ケースの出庫作業でも対応できるようになっております。
1ケースピックごとに最新の荷姿を撮影しており、ケース位置のずれ等の変化にも対応します。これにより、高速処理と安全運用の両立を実現しています。

3. エラー率0.006%以下

1日に2万ケースピックしても、1回未満のエラー発生率となっております。

4. サイズ・重量の自動計測情報を、WMSに自動登録

デパレタイズと同時に、ケース情報を計測します。取得したケース情報は、以下に使用されます。

  • ケース自動倉庫の格納棚決め
  • トラック配車予約のための体積、重量計算
  • 積み付け(パレタイズ)工程での積み付けシミュレーション

5. 高精度の寸法計測・重量計測

3Dビジョンにより、ミリ単位でケース情報を取得いたします。これにより、ケース寸法情報を計測する専用機を別途ご用意いただく必要がなくなります。

6. ケースのサイズ・重量から最適な運搬スピードを自動で算出

軽いケースは速く、重いケースはゆっくりと運搬することで、ケースの損傷を防ぐとともに、自動化効率も最大化します。

7. パレット種類の識別率100%

デパレタイズ終了後の空パレットを認識し、自動で排出することにより、ロボット設備の完全自動化を実現いたしました。